
About Me
みなみなおこ
(株式会社nalu代表取締役・地域共創事業プロデューサー)
地域のニーズと企業の技術を掛け合わせ、社会に良いことを正々堂々ビジネスというかたちに変え、社会に届けるプロデューサー。
地域ニーズと技術シーズを生活者視点で翻訳し、感性消費心理と共感を呼ぶUXコンセプト設計で「体験したくなる仕掛け」を生み出すことを強みとする。
大学卒業後、LIXILにて商品企画・ブランド戦略・UX設計プロジェクトの推進を経験。その後独立し、2019年に株式会社naluを設立。
現在はメイン事業である「good sharing lab(GSL)」を通じて、使い捨てプラスチック削減を目指す「かまくらスチールカップ」など、地域循環×UXをリアルな現場で実装してきた経験を持つ。
社会課題を起点に事業を創出し、生活者の価値観や行動変容を促すライフスタイル提案へと導く。単なるイベントや商品開発にとどまらず、地域・行政・企業と連携しながら、地域に根づき続ける顧客体験をトータルでプロデュースし、未来へと循環させていくことを信条としている。
さらに現在では次世代リーダー育成や企業向けのサステナブル人材研修も実施し、社会課題を起点とした事業視点を持つ人材育成にも力を注いでいる。
「社会課題の解決」と「暮らしの豊かさ」を同時に叶えながら、地域に新たな循環の仕組みを生み出す。その過程で、社会性と事業性のどちらも諦めず、地域や企業が持続可能に成長していく未来を育んでいくことを目指している。
日常に”良い波”を起こす
株式会社 naluでは、「日常を最高のシーンにする」をコンセプトに、
社会をちょっぴり良くするソーシャルグッドにつながる
ライフスタイルブランドをつくるお手伝いをしています。
サポートをする会社は、製造業、園芸、クリニックなど多岐にわたりますが、
コンセプトは同じです。
たとえば木曜日の夕方にふと予約できたクリニックがとても素敵で、
受診したのをきっかけに、病院って悪くなってから行くんじゃなくて、
日常の中にメンテとして取り入れたら
やりたいことがどんどん増えて、毎日がすごく充実したり。
いつも同じ食器を使っていたけれど、ふと代官山で見つけた可愛い食器を取り入れたら
実は、とても社会に良いものだと知った時、
なんだかそれを選んだ自分が、ちょっぴり誇らしかったり。
そんな瞬間、なんだかとても心地よくありませんか?
毎日は当たり前のように過ぎて行くけれど、ちょっとの工夫や選択で
いつもの見方がすごく変わったり、やりたいことがふと見つかったり。
それって、小さい発見かもしれないけれど、その選択ひとつひとつが、
この先の未来をつくる上で、大事な瞬間ではないでしょうか?
ただ働く。ただ買う。ではなくて、
「なんかすごくいい1日だったな、今日は!」
「自分が選んだものが、こんなことに繋がるんだ!いいじゃん!」
という人たちが増えれば、
その人の毎日はきっと楽しくなるし、そんな自分を誇れると思うし、
そんな空気が伝わると、周りの人の毎日も、もっと良くなる。きっと。
自分を誇れるなんて、大げさだけど、ほとんどの日本人が、私も含めて
日常の中で、実感できていないんじゃないかなと思います。
nalu が手がけるブランドを通して、一人でも多くの大人や子どもたちが、
自分のことをちょっぴり誇れる瞬間が増えて、それが世の中に“良い波”(=nalu)と
なって、これからの社会がもっと心地よくなっていったら、最高だなと思っています。

